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2008-11-02

歴史に残る二ヶ月

今週は風邪を引いて大変でした。こんばんわ。

なんだかんだで一人暮らしで体調崩すと面倒だなと。
一日中寝て何か食べようと思ったら冷蔵庫が空とか・・・。


引き続きマーケットの話題です。なんたって今が旬ですから。
書くネタに困らない、いやむしろ多すぎて何を書いていいやらで困る。
金融業界に入ってちょっと嬉しくなる日々です。他の業界じゃこのジェットコースター気分は味わえないよね。特に仙人のごとくシコシコ研究だけしてるような人にはw
まぁ何にやりがいを感じるかは人それぞれですが。

なわけで今回はチャートで振り返ってみたいと思います。
ちなみにかなりの長文になります。あしからず。


まずは株式市場から。
今回は2年間の値動きを示してみたいと思います。

まずは今回の震源地アメリカ。
081101_DJI_2y.png
081101_IXIC_2y.png
081101_GSPC_2y.png
上から順にダウ(工業株30種平均)、ナスダック総合指数、S&P500。
この数ヶ月がいかにfree fall状態だったか一目瞭然ですね。一年前の今頃はナスダック以外が史上最高値というくらいだったのに・・・。

そのアメリカは今週に再び利下げ。
今回0.5%下げたので政策金利にあたるFF rateは1.0%という過去最低の水準に。先日の緊急協調利下げと合わせて一ヶ月足らずで1.0%の追加利下げです。

さらに大統領選挙も近づいてきました。
一時かなり差を詰めていたマケインが失速してオバマがいよいよ大統領に・・・という展開。
共和党政権で経済危機→民主党政権へ、というデジャブは決して偶然ではないんでしょう。
国内では今まで馬鹿みたいにパワフルだった消費が完全に冷え込み、国外では中国ロシアの政治的台頭とイラク・アフガンの後始末と課題は山積しております。
いきなりお手並み拝見となりそうですね。


次に日本。
081101_N225_2y.png
こちらも去年の4月あたりから半値ですね。無能な政府と政治家の茶番に振り回されました。

ところで先日の「こんにゃくゼリー」の件とかどう思います?
すでにネット上でこんにゃくゼリーを規制するなら餅も規制すべきとか言われてますけどね。
まったくその通りで、今回の件も企業なら叩きやすいとばかりにマスゴミが馬鹿げた集中砲火を繰り返しているだけ。弱者のふりをする強者(=消費者(笑)主婦(笑))にも反吐が出る。
モノには適切な使い方がある。それを知らない方が悪い。知っててやったなら論外。

そもそも消費者庁とかいう発想自体が馬鹿馬鹿しい。いちいち規制していたらこの世からありとあらゆる製品がなくなるだろうね。家電や自動車も危ない、住居も危ない、衣服も首が絞まって危ない、食料製品にしても危ない・・・きりがない。
単なる天下り機関でしょ?そんなもの作って誇っている前首相って一体何でしょうね。

話が逸れましたが、日銀が利下げしました。ようやくですね。
協調利下げをスルーした理由を教えていただきたいものです。インフレリスクなんてどこを見れば見つけることができたのでしょうか?白川総裁も結局は単なる学者止まりということか。
政府も中央銀行もまだまだですね。


次に欧州。
081101_FTSE_2y.png
081101_GDAXI_2y.png
イギリスのFTとドイツのDAXです。
この数ヶ月でメッキが完全に剥がれましたね。
ある意味で震源地のアメリカよりも病気の根が深いと思います。
先日から再三挙げているアイスランド、そしてウクライナやハンガリーなどの東欧。
後で為替の項目で触れますが、海外資金の引き揚げによる通貨暴落とその防衛のための金利引き上げ→経済死亡というテンプレ通りの展開です。
アイスランドにいたっては6%も一気に上げたそうです。真綿で首を絞めるどころか一気に首チョンパですね。ご愁傷様です。

ちなみにこんな面白いことも起こりました。
独VWの株価高騰、時価総額が一時世界一に ファンドがパニック的買い (NIKKEI NET)
081101_VOW_DE_3m.png
フォルクスワーゲンの株価が暴騰。一瞬でしたが時価総額が世界一になりました。
まさにドイツの製造業は世界一ィィィィィィイイイイイイイイ
難しい話は抜きにして、(おそらく発行株数以上)空売りしたヘッジファンドがパニックに陥って買い戻したことで株価が急騰しておかしなことになったと思われます。
今のヘッジファンドがいかに市場を歪ませているか、そしてそれが巻き戻る時に必ずパニックがついてまわるということを改めて示してくれているような気がします。


最後にBRICsの中から中国とインド。
081101_SSEC_2y.png
081101_HSI_2y.png
081101_BSESN_2y.png
上から順に上海、香港、インド(センセックス)。
こちらもひどい状況です。ただ中国はなんだかんだで伸びると思います。
ここのところ利下げで経済にテコ入れをはかり、人民元は当然ながら安定している。


次は為替。

この数ヶ月で見れば円は世界最強通貨でしょう。今までが最弱だったんですが。

まずはドル円の2年チャート。
081101_USDJPY_2y.png
再び円高進行です。ただ今回はドルだけでなく他の通貨も円に対して下落しています。

円高で日経平均は下落スピードを増し、マスゴミも円高で日本経済の先行きに・・・といった論調を並べていますが、これってプロパガンダじゃね?と思います。
前々から述べていますが円高は一概に悪いことばかりじゃありません。
トヨタやソニーのような輸出に強い企業にとっては当然マイナスですが、内需にとってはプラスに働きます。輸入品の価格が下がれば嬉しいでしょ?特にガソリンとか食料品とか。
日本は輸出に依存していると思われがちですが、実際にGDPに占める輸出の割合は2割にも達していません。これは先進国(G7)でも平均以下。アメリカは例外ですが。
中国の5割、南朝鮮の7割に比べれば相当低い水準にあるわけで、日本経済を輸出が引っ張っているというのは単なるイメージだと思います。
政策的にも輸出型の製造業なんかより内需型企業にテコ入れしたらどうだろう。まぁ経団連やお手洗いさんが許さないかなw


次にドルユーロ。
081101_USDEUR_2y.png
ドルが急速に戻してきています。欧州もやばいなということがやっと投資家にも広まったのが原因ではないかと思います。今後の欧州は厳しいでしょう。


続いてユーロ円、ポンド円。
081101_EURJPY_2y.png
081101_GBPJPY_2y.png
見事に下落しています。ポンドはユーロより早めに下落開始していました。
個人的な話ですが、ホームステイに行った時よりも安くなりましたね。一時は1ポンド250円とかなってましたから・・・。地下鉄の初乗りが1000円(4ポンド)だったり。信じられん。


続いて新興国通貨と円。オーストラリアドルと南朝鮮ウォン。
081101_AUDJPY_2y.png
081101_KRWJPY_2y.png
資源国通貨の代表だった豪ドルもメッキが剥げました。
そしてワロスで有名なウォン(笑)ですが気持ちいいくらい下げています。
連中は住宅ローンを円建てで組んでいたりするようですよ?この1年半で借金が倍近くに膨れ上がったことになりますねw

新興国通貨の暴落に関して。
最近話題のアイスランドやハンガリーなどの東欧諸国に見られる危機ですが、共通点としてはやはり外貨建ての債務が非常に多いことが挙げられます。
自国通貨の金利を高くして海外から資金を集める。そしてまた相対的に金利の低い外国通貨(ドル、ユーロ、スイスフラン、円など)で借り入れる。そうして集めた資金を元手に投資して・・・というある意味で効率的な手法を一般庶民までもが平然と行っていたという。
うまくいっている時はそれで良かった・・・が、やはり世の中そうバブリーなことは続かない。
信用収縮で資金調達が難しくなり、さらに新興国からの資金引き揚げが加速すると、うまくいっていた歯車が急激に逆回転を始めてしまうという諸刃の剣だったと。
自国通貨が暴落すると、通貨防衛のために金利をさらに引き上げる。すると自国の経済は完全に死亡して・・・というかつてのアジア通貨危機のデジャブですね。

でも同じことを繰り返す南朝鮮はさすがに・・・


チャートを記録しておきたかっただけの記事のような気がしてきました。
長くなってしまったけどごきげんよう。
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>(おそらく発行株数以上)空売りしたヘッジファンドがパニックに陥って
>買い戻したことで株価が急騰しておかしなことになった

このへんからもう意味が分からない(´;ω;`)ブワッ
仙人のごとくシコシコ研究だけしてる俺に解説きぼん…orz

コメント欄じゃ説明しきれないので「空売り」とか「踏み上げ」で調べてみてほしい。

売りまくっていたヘッジファンドに対して大株主のポルシェが買い増して持株比率を上げた。
それで市場に出回っている株(流動株とか浮動株と呼ぶ)が極端に少なくなったので、売っていた筋が慌てて買い戻し株価が急騰した。
なぜ慌てて買い戻さないとならなかったかというと、株を売ったら実際に株を受け渡さないといけないでしょ?でも実際に株を持っていない、もしくは持っている以上に売っていたらその前に反対売買(この場合は買い戻し)をしなきゃいけない。
市場に出回っている株が減った上に、こういった買戻しがパニック的に起きたので一気に株価が上昇した。

なるほど、分かったぜъ( ゜ー^)

・「踏み上げ」を知らなかった
・ポルシェの動きも全く知らなかった
分からなかったのはこの辺が原因。

>(おそらく発行株数以上)空売りしたヘッジファンドがパニックに陥って
そもそも発行株数以上空売りできるってのがワカラン。
実際に存在する量(という表現も正しいか分からないが)以上を売り買いできるっておかしくないか?
それとも、俺の理解が間違ってる?

いや、間違ってるどころか良いポイント。
ただ"発行株以上"ってのは俺の間違いだ。
正しくは"浮動株以上"。

以前どこかの記事で書いた気がするけど、Naked-Shortっていう空売りの手法がある。
本来の空売りはどこかから株を借りてきてそれを売り、値が下がったところで買い戻して株をまた返す。
そこでとった差額が儲けになるって話ね。
ただこのNaked-Shortは株を借りずにやる空売り。
だから実際にあるはずのない株を売ってるということになる。

今回の一件ではポルシェが持株比率を75%まで引き上げ、しかも残りの20%近くを州政府だかが保有していて、市場に出回ってるのは5%。
おそらくヘッジファンド含め機関投資家によって5%以上の空売りが行われていて、それが急に買い戻しにはしったから株価が一気に何倍にもなった。
あるはずのない株までもが買われたことになるね。
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あかいあくま

Author:あかいあくま
某金融機関勤務。
植物の心のような人生を目標とし鬱病や働いたら負け症候群、太陽、人間関係などの強敵と日々戦い続ける厨二病患者。

株暦はそろそろ5年。
サッカーとアニメ見るのが好き。

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